ジャカルタの日本人が思うこと

ジャカルタ在住15年の日本人が思う、日本とインドネシアのいろいろなこと。

日本人もハマる:国民食インドミー

日本人の国民食というとラーメンとかカレーがあがる。本当にそれでいいのか、という気もするが、私自身も母の味と聞いてイメージするのは、牛すじ肉を長時間煮込んだ特製カレーだったりするので、現代の日本人が今さらカッコつけて和食をあげるより潔いのかもしれない。

広大な領土に多数に民族が暮らし、料理もそれぞれの伝統があるインドネシア国民食は何かというと、「インドミー」ではないだろうか。インドネシア人からも、インドネシア在住経験のある日本人からも異論反論はありそうだが、でも、国民食の候補の一つにはなるはずだ。

ご存じない人に説明すると、単純明快、袋入のインスタントラーメンである。ソト(インドネシアのスープ料理)味とか、日本にはないフレーバーのものもあるが、一度食べたぐらいだと、可もなく不可もないインスタントラーメンにしか感じないが、何度か食べるうちにハマって抜け出せなくなる中毒性がある。インドネシアに駐在していた日本人も、日本在住のインドネシア人もインドミーをあげると大喜びする。変に小洒落たものより、断然インドミーである。

ところで面白いのは、インドネシアではインドミーも立派な料理のように扱われている点である。日本だとインスタントラーメンは手抜きというか、「料理」にはカウントされないように思うが、インドネシアではインドミーを提供する屋台(卵やコンビーフなどを入れて多少の手間をかけていることが多い)もたくさんある。

 

 

  私の一番のお気に入りは定番のソト味。日本のインスタントラーメンにはない味わい

 

 

 こちらも定番の汁なしのタイプ

 

 


ここ数年は毎年のように新しいフレーバーが出ては消えているのも面白い。日本だと缶コーヒーでも何でも季節ごとに新商品が出ているが、インドネシアではかなり珍しい。最近だと激辛のミーアチェ味が美味しい。インドネシアは地方ごとに様々な料理があるので、次はどんなのが出てくるのかも楽しみだ。


ちなみにインドネシアはインスタントラーメン消費量の世界2位だそうだ(1位は中国、3位は日本)。